相場商売

トレーディングビジネスあれこれ

メンターの必要性

以前にも書いたような気がするが、
自己啓発とトレーディングは非常に相性がいいと思う。

トレーディングは個人的な要素が強いので、
自己啓発のテクニックが使いやすい。

昔読んだときは気づかなかったが、
マーケットの魔術師のエドセコータの
「皆、相場から自分の欲しいものを手に入れる」
発言なんて、
今考えてみると思いっきり自己啓発と同じものだ。

成功したトレーダーも私が知っている範囲では、
イベント投資で有名な夕凪さんはジェームススキナーのセミナーに行っていたし、
2chの株の億トレーダーの方は吉永賢一の本を強く薦めていたし、
自分の通っていたトレードスクールの講師は羽田和弘の会に参加していた、
とメンターを持っている人が多い。

だれをメンターにするかは、
内容はみんなだいたい同じことを言っているから、
自分に合う人を選べばいいし、
値段も安い本を買えば十分だと思う。

自分は2chの株の億トレーダーの方を尊敬しているので、
吉永賢一を選んだ。
あとエドセコータの発言も完全に真理だと思っている。

中国の投資家

最近中国の投資家についての話を聞くことがあった。

その投資家は今回の下げ相場でも大きく稼いだらしいが、
面白いのは経歴で、
なんと元取引所の職員とのことだった。

ブローカー出身の投資家は聞いたりするが、
取引所出身というのはあまり聞いたことがない。
(ブローカーに比べて、取引所で働く人数自体が少ないからかもしれないが・・)

手法を聞く限り、まっとうにやっているとは思うが、
もしかしたら中国の取引所には内部者だけが知ることのできる
カイジの沼みたいなのがあるのかも???

Pythonその後

ほったらかしてるPythonのその後について・・、
簡単に言うとめんどくさくなったので放置してる状況。

ヤフーで過去データを取って最初はよかったのだが、、
アクセス数が多すぎると拒否されるようになった。
で、別のサイトから取ろうかなと思ったところで止まっている次第。

まあ今はもうイザナミとか、
使用しているユーザーが無料で使える情報をたくさん書いてくれてるソフトもあるし、
一から作るのはどうでもいいかなと思うようになった。

というわけで私はもう当分はPythonの記事を書かないが、
大物システムトレーダーの方が、
株はデータ処理だけでエッジがでると言われてたので、
やっぱり何かしらのプログラム言語が使えたほうがいいとは思うところ。

友人が輸入転売で成功していた

大学時代の友人が中国からの輸入転売で成功していたので、
詳しい話を聞いてきた。
輸入している商材は電子機器だが、
それは単に自分が興味があったからやってみただけだそうだ。

聞いた限りの成功のポイントとしては以下の点
1.大量仕入れで販売元と直接価格交渉をして仕入値段を下げる
2.自分のサイトで売る(アマゾンで売ると売上に高い手数料がかかる)
3.アマゾンのマルチチャネルサービスを利用して発送の作業量を減らす
  (アマゾンでは売れてほしくないので自分のサイトより高めの値段設定にする)
4.自分のサイトの宣伝のためにほぼ毎日ブログを書く
5.コネをつかう
 (最初から大量仕入れはリスクが高いので、コネが使えれば使う。
  友人の場合は、親戚が中国ビジネスをしていた)

ブログが重要らしく、
ブログのアクセス数で商材の日々の販売量が推定できると言っていた。

一応ポイントを相場と結び付けてみると
1.大量売買して手数料を下げる(1ショット300万円以上で信用手数料無料など)
2.取引は自分でやる
3.自分だけでは負担が大きいので、投資アイデアなどは他も頼る
4.毎日のトレード日誌で分析
5.インサイダー情報?自分に関係のある分野に投資?

・・・まああんまり相場とは関係なかったかもしれないが、
とりあえずはこんな成功例もあるってことで。

トレーディング会社社長の視点

先月のことだが、
シンガポール在住のトレーディング会社社長(2014年3月の記事の人)が
日本に戻られてたので、話をする機会を持つことができた。
前回は詳しい話をすることはほとんどできなかったが、
今回は考え方をかなり聞くことができてとてもよかった。

以下興味深かったところ
・新しいことへ取り組めるチャンスが来たときはまずやってみる
 →現状からの更なるレベルアップのため
シンガポールに住んでても子供に英語教育はしない
 →子供が大人になるころには翻訳ソフトが進化しているから
人工知能は脅威
 →将来的には人工知能が自分でアイデアを考えて、検証して、
  売買するようになる
 (現在はアイデアを考える部分はまだ人間がやっている)
・今一番力をいれていることはモノづくり
 →人工知能の進化で稼げなくなるから、商売の基本はモノづくり

考え方もそうだが、なによりすごいと感じたのは、
その自身の考えを素直に実行に移せる点だと思った。
翻訳ソフトは進化するだろうが、
だからといって子供に英語教育をやらせないということまで
自分には決断することはできない。

また人工知能の部分も、
将来的にはトレードで超過収益が得られなくなることを示唆しているが、
これはニーダーホッファーが、
結論としてバイアンドホールドをすすめることと
つながっているのかなと感じた。

自分のような一般トレーダーは、
早めに稼いで勝ち逃げしかないね。