相場商売

トレーディングビジネスあれこれ

仕手のおじさんと話す

自分の業界では有名な仕手筋の方と話す機会があった。

正直会うまでの自分の中の仕手筋のイメージは、
喫茶店で仲間と集まって談合して価格操作してるというものしかなかったのだが、
会って話を聞くと需給や売買対象についてものすごく詳しいし、
話す内容も論理的で全然印象が違った。

過去の仕手戦の話も、納得のいく戦略を組み立ていて、
また負けた場合の保険も用意してあったりで、
非常に面白かった。

平井銀二みたいな人ってほんとにいるんだね。

MultiCharts中国版を試す

機会があってMultiChartsの中国語版を試してみることになった。

試した感想はバージョンはまだ8.8だし、
外部ライブラリを読み込む関数は使えないなど制限があって、
使い勝手はいまいちだった。

中国版は台湾の業者が権利を買って、
売り切りではなく売買手数料に使用料を上乗せの形で提供しているらしい。
数多くの中国国内のブローカーと提携していて、
中国本土ではそれなりに普及しているそうだ。

スマホゲームなどもそうだが、
売り切りよりも継続的に支払わせる形のほうが最終的には儲かるのだろう。

なぜ一流の投資家はブログを書き続けるのか?

以前に記事を書いた輸入転売で成功している友人と先日書店で会ったのだが、
その時に日ごろから疑問に思っていた、
ビジネス書のタイトルには「なぜ一流の~なのか?」
みたいな本が多いのかを聞いてみた。

答えとしては「なぜ」のような5W1Hの言葉が含まれていると、
検索で上位に来やすいからということだった。
ただもう同じようなタイトルが多すぎて、
かえって逆効果になってきているらしい。
結局は内容を重視して書くのが大切とのことだった。

で、タイトルの件だが、
投資ブログを見てもものすごく稼いでいる人が多いが、
あの方たちはいったいどういう目的でブログを書いているのだろうか?
他の方の詳細な分析はしないが、
ブログを書くことによってなんらかのメリットがあるのだろう。

私の場合(一流の投資家ではないが・・)は
最初は私が勝手に大先生と呼んでいる方に読んでもらいたくて始めた。
私などは他人の投資損益ブログなどを見ても、
今日も稼いでいるな、うらやましいぐらいの感想で終わってしまうが、
大先生レベルになると他人の投資ブログの損益状況から、
現在はどの手法が機能しやすいかとか、
現在の相場状況はどのような感じかとかを読み取れるようになるそうだ。

私もその参考にしてもらえるブログを目指そうと思ったが、
結局途中でめんどくさくなってやめてしまった。
今は他人に言いたくて言いたくてしかたなーい
というようなことだけ書くことにしている。

大先生、読んでもらえているかわかりませんが、
大先生のおかげで飛躍することができました。
本当にありがとうございます。

FXガチ勢に戦慄する

とあるところでFXガチ勢の方と知り合う機会があり、
取引履歴を見せてもらった。

内容は衝撃的で、平均損益数十円の売買を一日数千回行っていた。
当然一日単位になると、システムトラブル以外で負けることはない。
またFXには儲け続けても口座凍結される場合があるが、
それも自身の交渉力によって回避しているようだった。

金融知識、IT知識、交渉能力が高度に融合すると
個人でもここまでできるのかと驚いた。

FXエンジョイ勢の私ではたどりつくことのできない世界だった。

斉藤さんのセミナー

コメントで「まわりの人は株のシストレで儲かっているみたいですよ」
みたいに書いておきながら、
自分は株のシストレが苦手なので、
株のシストレ勉強のために斉藤さんのセミナーに行ってきた。

セミナーの内容としては、
シストレに対する考え方は非常に納得できたが、
後半はなんだか数字遊びをしているだけのような印象を持った。

ただ、以前に会った大物システムトレーダーは
株はデータ処理だけでエッジがでると言っていたので、
斉藤さんのやり方は実際に十分機能するのだろうし、
上記のセミナーに対する印象も、
自分がデータ分析が好きでシストレをやっているというわけではないので、
そういう印象をもっただけにすぎない。

結局は株式という資産の特徴と、
自分のシストレに対する考え方がうまく結び付けられていないのだろう。
結び付け方の答えはまだ出ていないが、
とりあえずは昔買ったイザナミを使って、
斉藤システムの丸パクリから入るのも悪くないかもしれない。